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石川 滋Shigeru Ishikawa

コントラバス

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Profile

欧米オーケストラでの首席歴を重ね、現在、読売日本交響楽団ソロ・コントラバスという特殊ポストを担い、同時にソロ楽器としての可能性を追究する孤高のコントラバス奏者。

東京生まれ。3歳より祖母(鈴木メソード指導者)にピアノを師事。慶応義塾大学経済学部卒業。大学在学中、桐朋学園大学ディプロマ・コースにも在籍し、堤俊作にコントラバスを師事。88年渡米、エール大学音楽学部にてゲイリー・カーに師事し、ジュリアード音楽院にてユージン・レヴィンソンに師事、92年同修士課程卒業。93年~96年ニューワールド交響楽団首席奏者、97年フロリダ・フィルハーモニック・オーケストラ入団、01年同楽団首席奏者、06年スイスのベルン交響楽団ソロ首席コントラバス奏者を経て、13年より読売日響ソロ・コントラバス奏者。

92年よりサイトウ・キネン・フェスティバルに参加。94年フランス・アヴィニヨンでの国際コントラバスコンクール入賞、91年ニューヨークにて日米協会音楽賞を受賞。「王冠の宝石」-マイアミ・ヘラルド紙(アメリカ)、「強靭かつフットワークの軽い名人芸」-サン・センティネル紙(アメリカ)、「抗しがたい魅力」-ベルン・ブント紙(スイス)と評されるなどその実力は国内外でも高く評価されている。公演がNHK-BS「クラシック倶楽部」で収録された他、日本テレビやNHK-FM、J-WAVEに出演。

リサイタルでは他楽器のための曲にも取り組み、コントラバスのソロ楽器としての可能性を追求している。15年10月久石譲「コントラバスのための協奏曲」を久石譲指揮、読売日本交響楽団で世界初演し、その模様が日本テレビ「読響シンフォニックライブ」で放映された。

バッハの無伴奏チェロ組曲の演奏を自身のライフワークとし、CD「J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲第1,2,3番」(11年)、「J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲第4,5番」(13年、レコード芸術特選盤)では注目を集めた。17年「明日の健康のための やすらぎの音楽 〜ヒーリング・コントラバス〜」(日本コロムビア)リリース。後進の指導にもあたり、洗足学園大学客員教授。桐朋学園大学非常勤講師。



公式ホームページ:http://www.concert.co.jp/artist/shigeru_ishikawa/





 演奏動画

クーセヴィツキ―:コントラバス協奏曲より第2楽章

https://www.youtube.com/watch?v=tjL7juVHl20



ワインベルク:無伴奏コントラバスのためのソナタ作品108 より第1楽章

https://www.youtube.com/watch?v=b7oFEjPnbXs





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